STUDIOが初めてワークショップをやるので参加してきた
- Category:勉強会・講座など
- Date:2018年08月05日
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イントロ
Studio.incが開発する国産のコードを書かずにウェブ制作ができるツール&サービス「STUDIO」の初のワークショップに参加してきました。
ということで、レポートします!
あ、ちなみに俺はWin10のノートPCで参加しましたのでMacのことはわかりません!Webベースなんで基本一緒だと思いますが。
※使用している写真はSTUDIOのスタッフさんが撮ったものをお借りしました
まとめ
STUDIOはこれからに期待してしまう、良いプロダクトなことが分かった。
STUDIOはプロトタイピングツールではなくそれも含めたウェブ制作のためのツール、ということも分かりました。
本文では厳しいことばっかいってるように見えますが、ツール、サービスとして結構期待しています。
また、最近俺も紹介してたりするAdobe XD。比較されたりすることも多いと思うんですね。
今回ワークショップにいって感じたことは
STUDIOは制作ツール
ということです
俺はXDはコミニケーションツールだと思っていて、それと比較してそう感じました。
とはいえ、どちらも最終的に辿り着くところは似たところにいきそうだなとも感じた
日時と場所
開催日:2018年7月31日火曜日
場所:D4V/IDEO Tokyo office 7F
STUDIOがどんなものか
ウェブサイトを制作するうえでの複雑だったり面倒だったりする工程をできるだけシンプルにして、デザインを中心に大事な部分に注力できることを目指しているツール、といえばいいでしょうか。
すべてがブラウザベースで完結し、手早くウェブサイトを公開するところまでたどり着けます。
[ワークショップの風景]
参加した目的
そもそもツールやサービスの使い方だけならワークショップ参加しなくても覚えられる。
それでも参加したのはクライアントとの業務に使えないかなと、そして今後どうなっていくのかなという興味が強かったためです。
STUDIOの感想
書いているうちにもうちょっとな点が多くなってしまったけど、それだけ期待が持てるツールだということです。
もうちょっとな点というか、要望っぽいことですし…。
そして、開発陣も応援したくなるような方ばかりだったということはお伝えしたいです。
良かった点
- GUIで多くのことができる
- ウェブサービスなのでブラウザですべて完結できる
- ウェブサイトの制作に機能を絞り込んでいるので余計なことを考えなくていい
- 開発陣がユーザーの意見を真摯に受け止める姿勢があり、また開発速度は速い
もうちょっとな点(要望とか)
- UIがWeb開発してる人間にはもどかしく、まったく知らない人にはわかりにくいかなと感じた
- 直接コードも書きたい
- GUIの反応、特にボックスにボックス入れるときやCtrl+Zで戻るときがスムーズにいかない
- 複数要素を選択してまとめてプロパティ変更などがしたい
- 複数の画面幅に対応させるときに小さいサイズから作ることができるようにしてほしい
- 動的なものを組み込める機能が欲しい(メールフォームなど)
- 開発者同士、開発者とクライアントなどコミニケーションの手段が欲しい
- 制作したものをエクスポートしたい(何かあった時のバックアップのためも含め)
- 公開場所を自分のサーバなど自由にしたい
総評
いろいろと要望みたいなことが多くなりましたが、多くが俺があくまで業務としてクライアントと使うことを想定してのことです。
(あげていったらきりがないけど、それは俺特有のことだったりもするし長くなるので割愛。XDのリピートグリッドみたいのほしいとか…)
そして、STUDIOの現状の機能でターゲットを考えたときに、あまり大きな規模のWebサイトではないと感じました。
近い将来フォームなどの動的な機能も実装予定とのことでしたが、その段階でもそうだと思う。
CMS的に使える機能、データの蓄積とそれへのアクセスや操作そういったことができるようになると大規模なサイトでも使えそうではある。
これからさらに進歩はしていきそうな雰囲気は感じたけれど、それにはある程度時間がかかるだろうけど、そこからがSTUDIOは本番じゃなかろうか。
俺のクライアントなど、中小企業レベルで集客ツールやランディングページツールとしては、使えるだろうけど、それには使い勝手の改善がいるなと思う。
ということで、スキルのある開発者、あまり知識のない人、どっちにとっても使い勝手はあまりよくない気がします。
開発をしている人なら自分でコード書いたりなんだりしてしまうし、全く知らない人は今回のワークショップで比較にも上がっていましたがWixなどのほうが使いやすいと思います。
ただし、スタッフにターゲットを尋ねたところ、「色いろんな人がターゲットではあるが、もともとウェブデザイナーがターゲット」というようなお話を伺いました
コードの書けないデザインのみのウェブデザイナーをターゲットとするなら、間違ってない気はします。
ただ、それだけだともったいないし、マネタイズもしにくいんじゃないかと思ったり。
と、厳しいことばかり書いていますが、最初にも言った通り、期待できるツールだなと感じています。
良い点にも書きましたが、開発陣のより良いものにしようという姿勢がとても感じられました。
これだけでも今回のワークショップに参加してよかったと思えます。
[開発陣]
ワークショップで聞いた話では、遅くとも来月(2018年9月)にはいろいろと実用的な機能が盛り込まれそうです。
その時にもう一度使ってみたいなと今は思っています。
なんにしても、興味がある方は1度触れてみるといいと思います。
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